うらばなし

【フィリピン】フェリーの操縦室に入れてもらって、朝ごはんをごちそうになった話。

こんにちは!ナナ(@NTabikawa)です!

最近、暖かくなってきて、天気も良くて、外でボーッとしたくなる衝動に駆られるナナです。

そんな気分なので、今日は旅情報をお休みして、つれづれなるままにフィリピンでの旅の想い出を書きたいと思います!いやー。フィリピンは人がフレンドリーで優しいので、想い出たくさんできましたよー!

私は朝日が見たいんだ!

セブから乗ったフェリー
スリガオ港のチケット売り場

その日、私は、セブからシャルガオにフェリーで向かっていました。セブからシャルガオに向かうには、セブから夜行フェリーに乗り、スリガオ港で一度フェリーを乗り換える必要があります。

セブからの夜行フェリーは朝5時30分頃にスリガオ港に到着。眠い目をこすりながら、一番安かった6時出発のフェリーにすぐに乗り換えました。

船内の人たちは椅子を占領して寝ていたり、カップラーメンを買って食べたりしていました。私はというと、「こんな時間に起きているなんて、まずないんだから!朝日!朝日を撮らないと!」と、窓際の席を占領して朝日が昇るのを待っていました。

朝日の光は見えるけど…。

そして、しばらくして気づきます。「このフェリー、真東に向かってる?!船が邪魔で朝日が撮れない‼‼」まずい。これじゃあ、いい感じの朝日が撮れない…。ということで、船の甲板に登ってみました。が、やはり船が邪魔で朝日が見えない。

甲板を移動してあーじゃないこーじゃないやっていると、欧米人男性も私と同じような考えなのか、カメラを船頭に向けていました。「手が長かったら、船が映らずに朝日が撮れるかなあ?」と思いつつも、私はどうにかできないかうろうろしていました。

そして、気づきました!「あっっっ!」操縦室を覗くドアの上部がガラス張りになっていて、ちょうど朝日が見えるじゃありませんか!「いいとこ見つけたー♪操縦室、特等席じゃん!いいなー。」と、ドアにへばりつき、朝日が昇る姿をバシャバシャとっていると…。

え?!いいの?!1回目

後ろから人が来て、操縦室に入るご様子。

私は「Sorry!」と道をあけると、「Do you wanna come in?」と神の一言が‼‼そんなことを予想していない私は、(いや。30%くらい期待してましたが。)「え?!?!?いいの?!?!?!」と遠慮せず中に入れてもらい(図々しいけど、東南アジアで遠慮していたら損します!)、いい感じの朝日を撮影させてもらいました!

眩し過ぎるほどのご来光!

いやー、ラッキー♪そして、入れてくれた方に感謝♡日本じゃ絶対考えられないことが体験できるのが、東南アジア!嬉しい出来事&出逢いです!

みんな快く受け入れていくれる暖かさ(´;ω;`)

私が中に入っても操縦室の人たちは「どうぞどうぞー♨」的な感じで、緩い…。さらには、私が座れるように椅子を用意してくれたり、「水飲む?」と聞いてくれたり、私が「眩しい」と言うと、段ボールで日よけを作ってくれたり…みんな優しいし、フレンドリー♡

え?!いいの?!2回目

極め付けが、「朝ご飯作ったからたべるー?」と、私にご飯を出してくれたこと‼‼炊飯器でなにやら調理してるなーと思ったら、みんなの朝ご飯…(笑 大事なご飯を私に最初に出していいんかい‼‼と思いつつ、ありがたく頂きました♪フィリピン名物の「パクセオ」という豚肉をお酢で煮た料理です。美味しかったー♡

操縦室で調理?!と衝撃を受けましたが、船に乗っている時間が長すぎて、むしろ船で生活できるようになっているそう。みんなの出身地もバラバラで、運行場所が家から遠いので、家族とは離れて暮らしているそう。大変だなあ…。でも、フィリピンは島が多いので、フェリーでの移動も多く、なくてはならないお仕事です。

この日のフェリー運航時間は、約4時間。みんなで交代して操縦していましたが、ずっと海ばかり見ていても飽きるだろうなーと(笑 (きれいな朝日が見れるのは特権ですが!)シャルガオ港に到着したら、数時間後にすぐに折り返しでスリガオ港に戻るといっていました。

ここにあるスイッチは日本語でした!

そして、衝撃的だったのが、乗っていた船が日本の中古船だったということ!操縦室内のボタンが日本語で書かれていて、「ん?これ日本語だよ?」と言ったら、「そうだよー。日本の船だからねー。だから、僕たちはメンテナンスが得意なんだよ!」と言っていました(笑 日本の車や電車だけでなく、船も東南アジアで再使用してるんだ!と知れたのも面白かったです。

最後まで楽しかったー!

ここから操縦室に「バイバイ!」をしました!

日本ではあまり乗らないフェリー、そして、ほぼ入ることのない操縦室に入れてもらって、結局、港に着くまでの4時間をずっと操縦室に居座って、おしゃべりしていました。(眠い目をこすりつつ…。)操縦室にいる人全員が英語が話せるというわけではなかったのですが、他の国に比べると英語で話ができたので、すっごく楽しかったです♪フィリピンの人たちは本当にフレンドリーで、明るいので、すぐに打ち解けちゃいました!いやー、楽しかった!

旅の一番の楽しみは、こういった「人との出逢い」♡日本にいては絶対に出逢えない人と交流ができるのが、いっちばん楽しいなと感じます。特に、東南アジアは優しくて、フレンドリーな人が多いから、虜になる人続出です♪

これを読んで「私も旅に出たくなった!」と思った方は、今すぐ飛行機予約しちゃいましょー!行きたいのをガマンするのはカラダによくない!ぜひ、日本では味わえない体験をしにいきましょう!

みなさんの楽しい旅を応援しています!

おまけ

シャルガオの港に着いたときに、船のパーキング?が珍しくて取った動画です!なかなか見れないと思って、動画を撮りました!興味がある人はどうぞ!

ABOUT ME
Nana
社会不適合者のアラサ―ニート女子です。会社で仕事をするのが嫌いで、2018年12月に突発的に仕事を辞めました。趣味はバックパック旅行(最近は東南アジア)と食べるコト。得意なローカル密着型の旅について紹介しています。
LIFE = FRIENDS x JOURNEY x FOODS

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