ミャンマーは中国、タイ、インド、バングラディシュ、ラオスと国境を接していて、大きく分けて8つの部族の人たちが住んでいます。
そのため、国境を接している国やいろんな部族の料理を食べることができます♪レストランも多く、メニューもたくさんあって迷ってしまう程です。
もし、種類が多すぎて何を食べたら良いか分からなくなったら、シャン料理のお店に行ってみてください。
シャン民族の料理はあっさりしていて日本人の口に合うと聞いていましたが、ものすごーく合いました!辛くもないので安心感抜群です!そして、これからご紹介する麺料理の多くはシャン料理です!
ということで、ミャンマーに1年住んでいた&毎日ローカルミャンマー料理を食べていたアラサー日本語教師が独断と偏見で選ぶ、ミャンマーで必ず食べて欲しい麺料理5つをご紹介します。
目次
ミャンマーの朝ごはんと言ったら【モヒンガー】
ミャンマーの朝ごはんと言えば、このモヒンガー!
朝、道端でスープ麺を食べている人がいればモヒンガーです。
なまずの出汁からとったスープに柔らかい米粉の麺がお腹に優しい❤
トッピングにベッウー(ゆで卵)やベージョー(豆の揚げ物)、ブーティジョー(ウリの揚げ物)を頼めば、最高の朝ごはんです!
お店の人やお客さんに「サーロカウンデ―❤(美味しい)」と言って会話をしたら、ほっこり笑顔が見れるに違いありません!
麺料理なのですが、基本的にスプーン(蓮華?)で食べるのでお箸が出てこなくても怒らないで!変わりに、麺をスプーンで切って食べて、ミャンマー人気分を味わってみてください。めっちゃ食べづらいですが(笑
【屋台でのお値段】
価格:モヒンガー 400~600チャット 程度(約30~45円)
トッピング:200~400チャット程度(約15~30円)
食べられる場所:道ばたでよく見かけます。専門店もあります。
食べられる時間帯:朝が多いですが、夜でも食べられるところはあります。
※2019年1月時点
日本人も大好き【シャンカオスエ】
冒頭でお話したシャン料理を代表する麺料理!それがシャンカオスエです。
日本人旅行者のお友達、シャンカオスエです。シャンカオスエはどこにでもあると言ってもいい程、良く見かけます。
上の写真はスープ麺で、下の写真は汁なし麺です。
シャンカオスエと言ってどちらがでてくるかは、未だに分かりませんが(爆 どっちも美味しいので両方食べてみてください。安心の味です。
ちなみに、「カオスエ=麺」という意味で、料理名にカオスエがついていたら麺になります。覚えておくと便利です!
【屋台でのお値段】
価格:1000チャット程度 (約75円)
食べられる場所:屋台、シャン料理レストラン
※2019年1月時点
豆腐は使っていません!【トーフヌエ】
これもシャン民族の麺料理です。シャンカオスエが食べれるお店で食べられます。
あるかどうか分からなかったら「トーフヌエ、シーラー?」と聞いてみてください。
答えは、下記のどちらかで返ってきます♨️
「シーデー」⇒ある
「マシブー」⇒ない
名前が「トーフ」だから、上にかかっているのは豆腐かと思ったらひよこ豆のペーストでした!米粉の麺にひよこ豆ペーストをのせて、何かのソースをかければ出来上がり!
よく混ぜて召し上がれ♪って、ペーストめっちゃ重たいですが…。食べ応えがあって、でもヘルシーな一品です。
【屋台でのお値段】
価格:1000~1200チャット程度 (約75円)
食べられる場所:屋台、シャン料理レストラン
※2019年1月時点
ココナッツミルクが美味しい【オンノカオスエ】
「オンノカオスエ」なのか「オウノカオスエ」なのか、いつも迷いますが、どっちでも同じ!
ココナッツミルクを使ったスープに米粉の麺の料理です。ココナッツミルクが好きな人には間違いない美味しさ!
これは屋台では見かけなかったので、喫茶店や建物の中のマーケットで探してみてください。きっと見つかるはず!
あるかどうかわからなかったら、「オンノカオスエ、シーラー?」ですよ!
【ローカルでのお値段】
価格:1000~1200チャット程度 (約75~90円)
食べられる場所:屋台、建物内のローカルマーケット、ローカル喫茶店
※2019年1月時点
上級者向け?【カオスエトゥ】
これも屋台やマーケットでよく見かける麺料理です。
「トゥ」とは「和える」という意味で、その名の通り(?)、手で混ぜます。
屋台ですと、素手で混ぜます。運が良ければ、プラスチック手袋越しになります。
甘辛いソースがよくなじんで、おやつにちょうどいい量です。(お値段的にも) ご飯として食べるには少し物足りないかもしれません。
そんなときは周りをキョロキョロ見渡して、美味しそうな料理を食べている人がいたら「あれ!」って指さして追加オーダーしちゃいましょう♪
【屋台でのお値段】
価格:500チャット程度 (約40円)
食べられる場所:ローカルマーケット、屋台
※2019年1月時点
おまけ
モヒンガーが食べられるところ「道ばた」。
シャンカオスエが食べられるところ「屋台」。
道ばた?屋台?と言われても、実際はどんなところなの?と思うかもしれません。特別に(?)、現地で撮ってきた道ばたごはんや屋台の写真をいくつか載せておきました!東南アジアあるあるの光景ですが、こんな感じでみんな外で食べるのは普通です!
固定店舗ではないため、かなりお安くお食事をいただくことができます!庶民の味方ですね!ですが、少しずつ屋台のエリアや路上のローカルマーケットの場所が規制されたりしてきています。ミャンマーも少しずつ変わってきているので、興味のある方は是非是非お早めに行ってみてください!
ミャンマーに行ったことのある人で、「ミャンマーが嫌い」というような人は誰一人あったことがないので、とってもおすすめです!
まとめ
ミャンマーの麺料理をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?食べてみたい料理は見つかりましたか?
ご紹介したのはほんの一部なので、美味しそうな料理を見つけたらドンドンチャレンジしてお気に入りのミャンマー料理を見つけて帰ってきてください!
そして、もっと美味しい麺料理があったら、是非教えてください!食べに行きます♪
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