うらばなし

【これが私の旅!】フィリピンで一番の友達とのストーリー♪

こんにちは!ナナ(@NTabikawa)です!

東南アジアで一番フレンドリーな国ってどこだと思いますか?私は断然フィリピンだと思います!というのも、フィリピンの人々は好奇心旺盛で、お店でご飯を食べているときやトライシクルに乗ったとき、クリーニングを出しているときも

「どこから来たの?」「何歳?」「仕事は何してるの?」などと聞いてきます(笑)

ときどき放っといてよ…と思うときもありますが、そこから話が盛り上がったりすることもあるので、むしろ楽しんじゃえ!と開き直ってざっくばらんに話をすることにしています。

そういった環境にあるので、現地の友達もたくさんできました~!今回はフィリピンでの素敵な友人との出逢いをご紹介します!これこそが私が好きな旅だなと思っています。

偶然の出逢い

その日、私はマラパスクアからセブ市内まで戻り、その足でボホール島行きのフェリーに乗りました。その日はたまたま日曜日で、セブからボホールに帰るフィリピン人の人々と観光客でほぼ満席状態でした。

セブからシャルガオまで、ナイトフェリーで海風にハマった私は、オープンエアの席を選びました。席は後方のトイレの前(笑 他に座る人がおらず、広々使える♪と思っていたところに、女の子が隣に座りました。二人で後方の席を2人占め。

ふとしたきっかけで、会話が始まり、彼女はAprilという名前で、ボホールのレストランで仕事をしていて、週末にセブの両親のもとで過ごした帰りだということがわかりました。また、一人暮らしをしていて、今の生活には満足しているけれど、もっと刺激が欲しいと思っていることもわかりました。私も一人でバックパック旅行をしていること、フィリピン料理が大好きなことなどなどを話しました。

そんなこんななおしゃべりをしていたら、約4時間の旅路もあっという間。フェリーを降りる前に、Aprilに「夜は時間があるから、一緒にご飯を食べに行かないか。」と誘ってくれました。話をしている間に彼女のオープンさや陽気なところを感じ、信頼し始めていたので、「いくいくー♪」と私は即答していました。

地元で人気のレストランへ!

フェリーを降りて、私は荷物を置きに宿へ行き、Aprilは友達と一緒に私を宿でピックアップしてくれることに。私は念のために、パスポートや貴重品を置き、最低限の現金を持って彼らを待ちました。そして、彼女のバイクの後ろに乗り、いざ、地元の人に人気のフィリピンBBQ屋さんへ!

バイクで20分程で、地元の人でいっぱいのレストランに到着!やはり地元の人が知っているお店は美味しい!私が味を試せるように、いろんな種類のBBQやおかずをオーダーしてくれて、食べきれないほど!いやー、どれも美味しかった♪

Aprilと彼女の友達のMilkyは、同じ職場で仕事をしていて、よく遊びに行く仲良し2人!二人ともオープンで日本のことにも興味津々で、色々な話をしました!Milkyは日本のアニメが大好きで、私よりも詳しかった…(笑 Aprilは本当に明るくて、前向きに毎日を楽しいものだと考えている女の子で、話していて自分も明るい気持ちにさせてくれました!

彼女の職場のレストランでランチ♪

その日は、宿まで送ってもらい、2人の働いているレストランに遊びに行くことを約束して別れました。

後日、私はボホールと橋でつながっている隣の島、パングラオに向かうことにしました。その前に、ボホール島の二人のレストランに遊びに行くことにしました。忙しい時間帯を避けていったら、貸切状態!2人と一緒にランチをとることに。レストランは「Sharkey’s」というイタリア料理屋さん。Milkyはコックさんで、Aprilはホールのリーダーです。だからなのか、フィリピンだからなのか。遊びに行って驚いたのは、みんな歓迎してくれて、色々とサービスしてくれたこと!結構ゆっくりランチして、騒いでたけど、特に問題なし。ちょっと緩い感じがすごい心地良かった〜♨

ボホール島からパングラオ島まで送ってもらう。

ボホールとパングラオを結ぶ橋からの夕日。
宿に向かう途中、アイスクリームを堪能♪

ランチを食べて少ししたら、AprilとMilkyは仕事をあがるとのこと。私は、バイタクかジムニーでパングラオ島に行こうと思っていたけれど、バイクで送ってくれるって!なんて優しいんだ‼‼‼さすがに悪いと思って断ろうとしたら「夜は家で一人でいても暇だから、大丈夫。」とのこと。そんな風に言われたら、甘えるしかないでしょ~♪

Aprilのバイクに乗って、Milkyにバックパックを持ってもらって、パングラオの宿に向かいます。レストランからは30分の距離。夕日を眺めつつ、途中、美味しいと評判のアイスクリーム屋さんに寄り、3人でおしゃべりを楽しむ♨そんな中、二人は私がシャルガオやマラパスクアなどのフィリピンの島に行ったことに驚いていました。また、ダイビングライセンスを取ったと言うと、「高すぎて自分達は取れない。1ヶ月のお給料くらいだもの。」と言われてハッとしました。フィリピンでのライセンス取得は約4万円ほど。それでも、フィリピンではまだまだ出すのが難しい金額だということを改めて実感しました。

そういった背景から、AprilもMilkyも日本に行ってみたいという気持ちはあるけれど、無理だろうなという半分あきらめの中にいるように感じました。自分はフィリピンに遊びに来ていて、彼らは日本に行くのが難しいという現実。自分にできることはないかと考えるも、こういう気持ちはただのエゴなのでは?とも思う、モヤモヤした気持ちに。

せめて、私と言う人間に出逢ったことで、こんな生き方があるんだと二人の世界に今までと違った価値観が生まれるきっかけになれればうれしいなと思います。そのためにも、見ず知らずの日本人を受け入れてくれた、こんな素敵な2人にまた会いに来よう!とココロに決めました!(当たり前だけど、二人はこの私の決意を知らない…。)

その日は、宿に到着し、荷物を置いて、アロナビーチでを散策&ファイヤーダンスを楽しみましたー!しかも、アンクレットを買ってもらい、想い出の品に♡2人には本当に良くしてもらって、ボホール&パングラオを本当に漫喫しました!私はフィリピンで一番の思い出の場所です♪

ボホールを去る前に、「さようなら」の挨拶を。

その後も数日間、パングラオに滞在しましたが、ついにフィリピンを去るときがきてしまいました。フェリーでボホールからセブに帰るルートのため、今回の滞在で最後のお別れを言いにレストランにいきました。最後にひと目お礼を言えたらと思って、お店に行ったら、二人ともが「また来てね!」と言ってくれました✨

フィリピンはステキな国なので、絶対また来たいと思ってます!

最後まで至れりつくせりで、本当に嬉しかったのはMilkyがフェリーで食べるランチのテイクアウトを作ってくれたことです!二人の友情を感じながら、味わって頂きました!

これこそが本当に美味しいご飯です!いまでもときどき連絡をとっていますが、また絶対会いに行くから待っててねー!!!

まとめ

以上、フィリピンで一番の友達とのストーリーをご紹介しました!本当はもっと色々な出来事があるのですが、これを書き切るのは無理だな…とココロの中にしまって置くことにしました。もっと聞きたかったら聞いてください!

こういった「人との出逢い」は、私の旅の楽しみのかなり重要な位置を占めています。異国の地でもココロが通い合うことは容易であり、日本での出逢い以上に貴重で大切な機会になることは間違いありません。ただ、そういった機会に恵まれるのもタイミングで、毎回、旅の途中でなにが起こるんだろう!?とわからないのが、旅の楽しさです。

こうして、私は旅を出る理由ができ、旅をし続けることになります。世界中の友達に会いに…。

ABOUT ME
Nana
社会不適合者のアラサ―ニート女子です。会社で仕事をするのが嫌いで、2018年12月に突発的に仕事を辞めました。趣味はバックパック旅行(最近は東南アジア)と食べるコト。得意なローカル密着型の旅について紹介しています。
LIFE = FRIENDS x JOURNEY x FOODS

Adventures in the WORLD