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【実際に宿泊した感想】ヤンゴンの目的別オススメの宿(ドミトリー)

ヤンゴンの宿泊先を探していて、宿の数が多くてどこに泊まったら良いか決められない、なんて思っていませんか?それ、すごくわかります!

ヤンゴンは年々観光客が増えており、ホテルやホステルもどんどん新しく作られています。そのため、レベルの高い新しいホステルが増えてきているので、予約サイトを見て、新しくてキレイそうなところであれば大体ハズレはないと思います。それでも、よさそうなところが多すぎて決められないという方に、ダウンタウンのプチ情報と実際に泊まってよかったオススメの宿をご紹介します。

ヤンゴン・ダウンタウンの地理

ヤンゴンのダウンタウンは縦に~Street、横に~Roadと名前がついていて、とてもわかりやすい造りになっています。そして、ダウンタウンの真ん中には黄金のスーレーパヤー(スーレーパゴダ)があるので、方向がわからなくなっても、現地の人にスーレーパヤー?と聞けば自分がどちらの方向に行けば良いのかがわかります。地図が苦手なバックパッカーにはとっても優しいです!

通りの名前は、南北に走る(縦の)通りは、西から東に向かって1st street、2nd street、とナンバリングされていて、74th streetが一番東の通りになります。ナンバリングされている通りの間にある大きな通りはミャンマー語の名前が付いています。

東西に走る(横の)通りは、一番南から、Strand Rd、Merchant Rd(24th st~64th st)、Maha Bandula Rd(8th st~)、Anawrahta Rd、Bo Gyoke Rdとなっています。通りによって細かく違うのですが、ざっくりこのように覚えておけば便利です。

この通りように、通りの番号や名前がわかれば、自分や目的地の位置がわかりやすいです。タクシーの運転手さんにも縦の通りと横の通りを言えば、大体わかってくれます。ただ、ダウンタウンは一方通行が多いのでどちらの方向のタクシーを止めた方が良いかを考えた方が、早く着くかもしれません。(特に渋滞のひどい時間帯)

わかりやすい地図をミャンマージャポンで作成されていて、ヤンゴンに住んでいるときに活用させて頂いていました。参考までにリンクを張っておきます。⇒クリック

ここは抑えておくべきダウンタウンの有名どころ

すべてを網羅してはいませんが、ここはヤンゴンのダウンタウンを訪れた観光客は100%行くだろうと思う場所をご紹介します。1年住んでいたので、観光に興味がなくなってしまったのですが、この5箇所は何度も行きました。特に、ナイトマーケットのストリートフードは毎日食べていましたので、ダントツオススメです!

ナイトマーケット (Strand street)

ミャンマーでの楽しみの一つは、やっぱりストリートフード!以前はチャイナタウン周辺に屋台がところせましと並んでいたのですが、衛生的な理由でダウンタウンの屋台はミャンマー川沿いのStrand stに移ってしまいました。少し行きづらくなりましたが、それでも夜になると屋台だけじゃなく、野菜や果物、お菓子などいろんなものを売っているので、是非行ってみてください!見るだけでもとても楽しいですし、食欲が刺激されます♪あ、でも!ストリートフードに慣れない人は注意して食べてくださいね。(一緒に食べに行った各国の観光客の人たちは大丈夫でしたが…。)

チャイナタウン(15th~20th steet)

チャイナタウンはその名の通り、中華系のお店が集まっているところです。特に、金のお店がたくさんあってビックリするかもしれません。パゴダが黄金だというところからもわかるように、ミャンマーの人は金が好きで、また、歴史的背景からも現金よりも金を好む人が多いそうです。

バックパッカー向けの宿もチャイナタウン周辺に多く、飲食店やバーも多く、夜遅くなっても安心ですし、いろんなところへのアクセスもしやすいので、チャイナタウン周辺に泊まるのはオススメです。

ちなみに、私が一番好きだったのは20th stにあるお粥通り(勝手に命名)です。いくつものお粥屋さんが並んでいておもろいですし、なんか食欲がないなという時に、よく行っていました。ただ、中国人と勘違いされて中国語で話かけられたりするので、「すいません」となることもありましたが(笑

串焼きストリート(19th street)

チャイナタウンのある通りの1つにある、ひときわ賑わっている通りが串焼きストリートです。なぜ串焼きストリート?と言うと、その名の通り、串焼きのお店がたくさん並んでいるからです。観光客も多く、現地の人もビールと一緒に串焼きを楽しんでいます。注文の方法は簡単で、お店の前に並んでいるシーフードやお肉、野菜を選んでかごにいれ、それをお店の人に渡すだけ。焼いて持ってきてくれます。見て選ぶことができるし、いろんな種類の串焼きを楽しめます♪

同じ通りにあるKosan cafe、Kosan Barは日本人が経営している、観光客に人気のお店になります。夕食の後に行って、軽く飲むのもオススメです。

注意していただきたいのが、観光客が多いため「物乞い(特に子供の!)」が多いです。荷物の管理は気をつけてください。貴重品を持ち歩かないか、バッグやお財布はしっかり自分が触ってなくなってもすぐわかるようにしておいてください。

ボージョーアウンアウンマーケット(27th~30th)

ここは誰もが知ってるでしょう!ヤンゴンで一番有名なマーケットです。かなり広くていろんなお店が並んでいるので、よく迷子になりました。お土産を探している人はここに行けばなんでも見つかります。ただ、観光客が行くところなので値段設定は高めです。値切るのを忘れないように!また、客引きも多いので、いらない場合は毅然とした態度で「No!」と断りましょう。ここは穏やかな普通のミャンマーではないと思っていった方が良いかもしれません。

スーレーパヤー (32thと33th stの間)

ダウンタウンの真ん中にキンキラ輝いているお寺がスーレーパヤーです。(パヤーと言ったり、パゴダと言ったりしますが、両方ともお寺という意味です。)入場料は3,000チャットです。靴を脱いで裸足でお参りします。中はそこまで広くなく、入らなくても良かったかも…?と思いますが、入ったから言えることかなと思います。300円もかからずに参拝できるので、思い残しのないように~。

ここで詐欺にあったという方もいるので、話しかけてくる人がいた場合は早々に断ってください。ミャンマーの方は慎ましい方が多いので、滅多に話しかけてくることはありません。話しかけてくるのは、何かしら目的を持っている方のみです。ご注意を!

ヤンゴンの宿

ヤンゴンは南に繁華街のダウンタウンがあり、シュエダゴンパゴダやカンドージ湖、インヤー湖などの見どころはそこから北に位置しています。見どころもいろんなところに散らばっているので、ダウンタウンに宿泊し、そこから観光をするのが一番効率が良いかと思います。しかし、ダウンタウンと言っても、東西に長いのでどの通りに泊まるかでも変わって来ます。見どころはダウンタウンの西側が多いので、オススメとしては、チャイナタウン周辺かスーレーパヤー周辺です。その中でも、実際に宿泊して良かった宿を目的別にご紹介します。

キレイでロケーションもGoodなバランスの良い宿

Backpacker Bed & Breakfast

住所:No(38/40) ,Shwe Baon Thar Street ,Pabedan Township

ロケーションはチャイナタウンからは少し歩きますが、ナイトマーケットには近いので便利です。部屋は広くはないですが、比較的新しくキレイで過ごしやすいです。シャワーは部屋についているタイプです。

大きな特徴としては、ルーフトップがあり、そこが共同スペースになっています。景色も良く、交流する場にはもってこいです。朝食はこの記事で紹介している中では一番良かったです。2~3つから選べて、内容もかなり良かったです。個人的にはかなりオススメの宿です。

ロケーション
価格
清潔さ
同性のみの部屋の有無
トイレ・バスの場所 各部屋に有
共有スペースの有無
ロッカーの有無
ベッドカーテンの有無
朝食の有無

Scott@31th street

住所:198, 31st Street (Upper Block), Pabedan Township

スーレーパヤーのすぐ近く大きなバス停も近いので、どこに行くにも便利な距離にあります。チャイナタウンやナイトマーケットは20分程度歩きますが、周りにローカルレストラン(インド系が多め)が多くあるので食事には困らないと思います。また、1階がお洒落なカフェになっているので、食事をとることもできます。朝食はカフェでとり、宿の共有スペースです。

部屋はかなり狭いので、ロッカーはありましたが、バックパックは自分のベッドに置いていました。また、オートロックのカードキータイプで、防犯は安心なのですが、開けるたびに「ピッピ、ピッピ」鳴って少しうるさかったです。

少しお高めですが全体的にキレイで落ち着いていて、カフェも居心地がよかったのでここもオススメです。

ロケーション
価格
清潔さ
同性のみの部屋の有無
トイレ・バスの場所 全部屋でシェア
共有スペースの有無
ロッカーの有無
ベッドカーテンの有無
朝食の有無

他のバックパッカーとの交流しやすい宿

Four Rivers Hostel

住所:No.79 , 12th Street , Lanmadaw Township

ロケーションはチャイナタウンより更に西に行ったところにあり、スーレーパヤーまでは歩くと30分程度かかるので、少し遠めです。ナイトマーケットへは近いです。シーズンにもよりますが、宿泊者が多く、共同スペースも広すぎず交流しやすい雰囲気(特に朝食の時)。部屋も比較的キレイですが、シャワーはベッド数に対して少なめで、人が多いときはすぐに汚れてしまっていました多少キレイさやロケーションに難点がありますが、ご紹介している中で一番バックパッカーと知り合えた宿で、こちらもオススメです。(※タイミングにもよるので必ず交流ができるというわけではありません。)

ロケーション
価格
清潔さ
同性のみの部屋の有無
トイレ・バスの場所 全部屋でシェア
共有スペースの有無 有 (1Fと2F)
ロッカーの有無
ベッドカーテンの有無
朝食の有無


静かでキレイな宿

Wayfarer Rest

住所:No 640 , 2nd Floor , Between 21st and 22nd St, Maha Bandula Street

ロケーションはチャイナタウンの目の前で、ナイトマーケットにもアクセスしやすいです。部屋もシャワーもキレイでよく掃除されています。スタッフの方も親切にしてくれます。共有スペースもかなり狭いので、ゆったりするには向いていないため、他のバックパッカーとの交流は少ないです。逆に、(シーズンにもよりますが)宿泊者が少なめでゆったり過ごすことができる宿です。

ロケーション
価格
清潔さ
同性のみの部屋の有無
トイレ・バスの場所 全部屋でシェア
共有スペースの有無
ロッカーの有無
ベッドカーテンの有無
朝食の有無

まとめ

ダウンタウンのプチ情報とオススメの宿はいかがだったでしょうか。泊まってみたい宿は見つかりましたでしょうか?もっと違う宿も見てみたいという方は、ご紹介した宿以外にも他にもたくさんあるので、是非ご自身でも探してみてください。書かれている情報はシーズンやその時の状況により、変動することもあるので参考として頂けたら嬉しいです。最後に、ヤンゴンはどのホステルもエレベーターは99%ないため、重い荷物を自力で持ってあがるのは覚悟しておいてください!

それでは、ヤンゴンで素敵な時間を過ごせますように!

ABOUT ME
Nana
社会不適合者のアラサ―ニート女子です。会社で仕事をするのが嫌いで、2018年12月に突発的に仕事を辞めました。趣味はバックパック旅行(最近は東南アジア)と食べるコト。得意なローカル密着型の旅について紹介しています。
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