アジア

初めて東南アジアに行く前に知っておくべき3つのこと

東南アジアは世界有数のビーチリゾートがあり、また、貧乏旅行にもぴったりのため、人気の旅行先になっています。しかし、同じアジアとは言え、東南アジア(シンガポールは例外)は日本と大きく違うところがたくさんあります。現地に行って、こんなに違うの?!と驚く前に、是非この3つだけは頭に入れておいて頂ければ、少しは免疫を持って東南アジアに行けるかと思います。

虫が多い(蚊が多い)

東南アジアは熱帯のため、一年中日本の夏のような気候だと思ってください。日本の冬は少なくて夏に多いものは?それは虫たちです。特に、蚊とGは圧倒的に多いのは想像に難くないのではないでしょうか。単に蚊に刺されるだけならまだ良いのですが、デング熱やマラリアを持っている蚊に刺されたら最悪死に至ることもあります。なるべく蚊に刺されないように、袖の長いトップスやボトムスを選ぶようにしましょう。

かく言う私はノースリーブばかり着ていました…。ミャンマーに1年間住んでいて、他の人より大量に蚊に刺されてムヒは手放せませんでしたが、幸いにも蚊が媒介する病気にはかかりませんでした。よほどの田舎にいなければ大丈夫だと思いますが、いつどこで感染するかわからないので、十分注意してください。

対策にオススメなものは日本で売られている押すだけベープとムヒです!この2つは欠かせず、日本からくる人にお願いして持ってきてもらっていました。というのも、無防備な睡眠中に蚊に刺されることが多いので、シュッとして一吹きしてから寝ると安心です。窓やドアなど、どこかが空いていたら意味がないですが。ムヒは現地で売られているクリームにメントール入りのものがなかったため、かなり重宝しました。

また、虫よけスプレーも使わないよりは使った方が良いと思いますが、人一倍蚊に好かれているためか、個人的には全く効果がありませんでした。もし、使う場合は現地で購入するほうが効果があると聞いたことがありますが、本当かどうかは定かではありません…。

サービスや製品のクオリティは日本が一番

これは東南アジアに限らず、世界どこに行っても感じる日本が一番だと思うベスト1だと思います。日本のサービスや製品のクオリティは世界一です。そのため、海外でこれを求めると不満ばかり感じてしまい、せっかくの旅行が楽しくなくなってしまいます。特に東南アジアはざっくりしていたり、のんびりしているので、細かいことを気にしていたらきりがありません。多少の不便さも旅にはつきものだと思って、日本との違いを是非楽しんでください。

日本人は世界一キレイ好き

日本人のキレイ好きも世界一だと旅行をすると感じます。食事前におしぼりがでてきて、手すりは抗菌で、ビルの入り口には消毒用アルコールが置いてある国は日本だけでしょう。

特に他の国と比べてキレイなのは「お手洗い」です。海外から帰ってきて、日本に帰ってきてよかったとまず思うのはお手洗いに行ったときです。キレイだし、温かいし、最近は自動開閉&自動洗浄ですから。これは東南アジアとは雲泥の差ということを肝に銘じておいてください。国にもよりますが、和式もまだ人気なところが多く、また、トイレットペーパーではなく水を使うところも多いです。特に、長距離バスのサービスエリア?のトイレはペーパーなし率は高いので、流せるティッシュかトイレットペーパーを忘れないほうが良いと思います。

また、衛生面に関しても日本は世界一気を遣っている国だと思います。つまり、東南アジアの衛生事情はとても良いとは言えないということです。場所にもよりますが、お腹を壊したという話はよく耳にしますし、私自身も東南アジアで3回お腹を壊しました。それ以来は何を食べても平気ですので、はじめは気をつけたほうが良いと思います。

一番注意が必要なのが、「水」と「氷」です。言わずもがなですが、水は必ずミネラルウォーターを飲んでください。お腹に自信がある私でも、現地の水は飲まず、必ずミネラルウォーターを飲みます。「氷」に関しては気づかないうちに入っていたりするので、飲み物は「氷抜き」と注文するのを忘れないようにしてください。入っていた場合は、すばやく氷を抜くのがオススメです。また、お腹を壊した人の中で原因がわからない人もいるのですが、シャワーの時や歯磨きの時に飲んでしまった少量の水では?!という声もあります。そこまではやりすぎでは?とも思うのですが、心配な方は歯磨きもミネラルウォーターでしたほうが良いのかもしれません。ちなみに、私も水道の水が変な味がすると感じた場合はミネラルウォーターで口をゆすいでいます。

他には、お店選びにも気を遣うと良いかと思います。注文してから火を通して調理してくれるお店やお客さんが多いお店は回転が速いので安心です。逆に、作り置きしていたり、お肉や魚を日光浴させているお店はやめておいた方が無難だと思います。

でも、お腹のことばかり気にしていてもつまらないので、慣れてきたら少しずつチャレンジすることをオススメします。何回かお腹を壊せば耐性もできますし、美味しそうなお店に入れないのもかなり苦痛です!英語の通じないドローカルなお店でご飯を食べるのも安くて美味しいですし、現地の人と一緒に食べれるのが楽しいので、(慣れてきたら)ぜひチャレンジしていただきたいです♪

まとめ

以上、東南アジアに行く前に知っておいた方が良いことでしたが、当たり前のことで言われなくても、と思うことばかりだったかもしれません。わかっていても違いに慣れないうちはこんなはずでは!とびっくりしてしまったり、イラッとすることもあると思います。それでも、頭の片隅で再認識すると気持ちの持ち方も違うと思います。是非東南アジア旅行を楽しんでいただけたらと思います。

ABOUT ME
Nana
社会不適合者のアラサ―ニート女子です。会社で仕事をするのが嫌いで、2018年12月に突発的に仕事を辞めました。趣味はバックパック旅行(最近は東南アジア)と食べるコト。得意なローカル密着型の旅について紹介しています。
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