アジア

バックパッカーが魅了される東南アジアの7つの魅力

バックパッカーの旅行先として人気が高い東南アジア。私も大学4年生の時に初めて東南アジアに行って以来、その虜になり、何度も足を運んでいます。なぜそんなにも東南アジアに惹きつけられる人が多いのか、不思議に思いませんか?この記事では、その魅力を知りたい方のために東南アジアの魅力をお伝えします。バックパッカー以外の方にも東南アジアはオススメですので、是非読んでみてください。

そもそも東南アジアとは?

東南アジアとよく聞きますが、そもそも一体どこの国を指しているのでしょうか。

東南アジア(とうなんアジア)は、中国より南、インドより東のアジア地域を指す。インドシナ半島マレー半島インドネシア諸島フィリピン諸島アジアと島嶼部東南アジアに分けられる。出典:Wikipedia

国で言うと、インドネシア・フィリピン・ベトナム・ラオス・カンボジア・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・タイ・ミャンマー・東ティモールの11ヶ国です。

インド・ネパール・スリランカ・バングラデシュは南アジアです。

ちなみに、日本は東アジアです。あ、知ってました?

東南アジアの国数は思ったよりも少ないなという印象ですが、みなさんはどうでしょうか?私は11ヶ国のうちのフィリピン、ブルネイ、東ティモール以外の8ヶ国に行ったことがあります。それぞれ違った文化や言葉があって、隣り合っていても全然違う特徴があります。そのため、東南アジアと一口に言うことはできないのですが、でもやっぱり東南アジア共通で言える魅力というものがあるんです!

この魅力に吸い寄せられてついフラフラと旅に向かってしまうようになれば立派なバックパッカーです(笑

人が温かい

私が一番魅了されているところは何といってもコレ!東南アジアはどこに行っても人が素朴で優しくて温かいんです。人との距離が近いので、みんなフレンドリーで話しかけると気さくに応えてくれます。日本だと気兼ねして知らない人に話しかけることはできないのですが、東南アジアなら不思議とできちゃう!それが嬉しくて楽しくて、つい東南アジアに来たくなっちゃうんです。

インドネシアで揚げ物の屋台で購入したお客さんに「なにそれ?」と聞いたら味見させてくれたり、ミャンマーでバスである場所まで行きたくて、バスの番号を聞いていたら目的地まで連れて行ってくれたり、ラオスで自転車に乗って観光しているときに「サバイディー!(こんにちは)」とすれ違う人たちに言うと返ってきたり。

現地の人たちとの交流は本当に素敵な思い出です。コツとしては、自分から話しかけてしまうこと!日本と全然違う雰囲気なので、なにも気にする必要なしです!逆に相手から話かけてきた場合は、少しは警戒をしてどこまで気を許したら良いかを会話しながら判断してください。いずれにせよ、現地の人たちと話して楽しんじゃえ!という気持ちがあれば楽しめちゃいますよ♪

気候が暖かい & エネルギッシュ

東南アジアは熱帯のため、いつでも暖かいです。東南アジアの季節は雨季と乾季の2つで、国によってシーズンが違うのですが、それでも気候は年中暑いです。

私は寒いのがどうしても苦手で、冬になるといつも東南アジアに帰りたいと思います。やっぱり暖かい(暑い?)とアクティブになりますし、海や川や山やマーケットに出かけたくなります!太陽の光で自然も人もエネルギーいっぱい!自分もそこからエネルギーをもらって元気いっぱいになります。

不思議なのが、エネルギーというのが国によっても違うということです。東南アジアは総じて活気にあふれているエネルギーですが、日本に帰ってくるとちょっとどんよりしているのがわかります。東南アジアの若い活気にあふれたエネルギーは、訪れた人々をワクワクする気持ちにさせてくれます♪アクティブにエネルギッシュに行きたいならば東南アジアです!

食べ物&フルーツがとっても美味しい

食べ物も旅には欠かせない重要なポイントですよね!旅先で食事が合わなくてカップラーメンしか食べなかった…なんて話も聞いたことがあります。そんなの哀しすぎる!

最近は、日本でもタイ料理やベトナム料理などが人気になってきて、お店も増えてきているのでどんな料理か分かる人も多いと思います。好きな人にとっては東南アジアは天国♪であること間違いなし!ストリートフードは注意が必要ですが、安くて美味しい食べ物が溢れています。また、醤油系の味付けが多く、食べ物のバリエーションも豊かなので、日本人の味覚に合って飽きない!そして、よく動くからなのか、東南アジアだとなぜだかお腹が空く!(笑 油が多いことが多いので食べ過ぎ注意です!

また、東南アジアはおいしーい南国フルーツが安く手に入ります。マンゴー、パイナップル、パパイヤ、マンゴスチン、バナナ、スイカ、グァバ、スターフルーツ、ジャックフルーツ、ドリアンなどなど。日本では見かけないフルーツも売っています!フルーツ好きにも天国なのが東南アジアです!

物価が安い

東南アジアで一般的に得られるメリットはこの「物価の安さ」が一番だと思います。宿も食べ物もアクティビティもなーんでも安いので、日本ではできないことができてしまいます。今まで一番安く泊まった宿は約300円(タイ)で、一番安かった食事は約50円(ミャンマー)です。東南アジアを旅していると、自分がすごいお金持ちになった気分になれます♪

物価が安いことで選択肢も増えて、日本国内を旅行するのと同じ金額でゴージャス❤な旅ができたり、バックパッカーのように安く長く旅をすることもできます。お金を理由にしない、旅の楽しみ方のバリエーションが増えるのも魅力です♪

日本から近い & 時差が少ない

旅行で一番憂鬱な時間、それが(特に帰りの)飛行機ではないでしょうか。何時間も狭い飛行機の中でじっとしていないといけないのは苦痛ですよね。

東南アジアは日本から比較的距離が近いので、飛行時間もヨーロッパやアメリカに比べると短くてすみます。また、時差も時差1~2時間半しかないため、カラダにとっては優しい旅行先と言えると思います。時差のせいで、現地に着いたけど夜眠れなくて、次の日寝不足で全然楽しめなかったり、体調を崩してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。東南アジアではそんな心配も不要です。

また、移動時間が短い程、現地での滞在時間は長くなるため、より旅行を楽しむことができます。飛行時間が短いということは、飛行機のチケット代も安くなるということなので、より旅に行きやすいのもメリットです!

  • 主要都市の飛行所要時間&時差
場所 所要時間 時差(日本との差)
グアム 約4時間 +1時間
マニラ 約5時間 -1時間
ホーチミン 約6~7時間 -2時間
バンコク 約6~7時間 -2時間
ホノルル 約7時間 -19時間
シンガポール 約7時間 -1時間
ジャカルタ 約7~8時間 -2時間
ロサンゼルス 約10時間 -17時間
パリ 約12~13時間 -8時間(サマータイム-7時間)

見どころ満載!

東南アジア11ヶ国のうち9ヶ国に世界遺産があり、自然遺産・文化遺産・複合遺産があります。代表的なものとしては、世界三大仏教遺跡のアンコールワット(カンボジア)、バガン(ミャンマー)、ボルブドゥール(インドネシア)があります。他にも、タイのアユタヤやラオスのルアンパバーン、ベトナムのハロン湾などたくさんの遺跡があるのが東南アジアです。

それだけではなく、こういった遺跡以外にも有名なビーチリゾートや山、湖、川、洞窟などの自然もたくさんあり、街にあふれているローカルマーケットやストリートフード、お土産屋さん、その辺のお店にだってその国らしさ満載!で楽しむところだらけで大変です!そう思えば、どこに行ったって楽しめちゃうのが東南アジアだと思います!でも、一番大切なのはなんでも楽しんじゃおう!という気持ちなので、それを持っていくのを忘れないでくださいね!

時間がゆったり流れている

東南アジアに行って、ふと気付いたことがあります。それは、「現地の人たちは走らない」ということ(笑 あ、子供たちの遊びは別ですよ。歩き方も仕事もゆっくりでみんな焦らずにゆったり生きています。日中にローカルカフェに行けば、大の大人がテレビを観てお茶をしていたり、バイクの上で昼寝をしていたり、お店の人は暇そうに携帯をいじっていたり。「仕事はいいの…?」と言いたくなるほど、ストレスフリーに見えて羨ましくなります。

日本で生活をしていると、時間に追われて一日、一週間、一ヶ月があっという間に過ぎてしまい、何のために生きているのか、何が人生の楽しみなのかを見失ってしまうことがあります。そんなときに東南アジアに行ってゆったりとした時間の中に身を置いてみると、時間は自分のものなんだ!という感覚を思い出させてもらえます。現地に行ったら現地の時間に逆らって、自分だけ焦ってもバカバカしくなりますからね。日本では知ることができない時間の使い方を東南アジアでは知ることができます。是非、東南アジアに行ってそれを味わっていただきたいです。毎日に忙殺されている方にはゆったり東南アジア旅、とてもオススメです。

まとめ

東南アジアの魅力をお伝えしましたが、言葉では伝えきれない程、素敵なところが東南アジアにはあります。そして、これは行った人にしかわからない魅力でもあります。言葉で味わうより、是非体験して味わってきて欲しいです!

皆さんがもっと多くの東南アジアの魅力を見つけられますように!

ABOUT ME
Nana
社会不適合者のアラサ―ニート女子です。会社で仕事をするのが嫌いで、2018年12月に突発的に仕事を辞めました。趣味はバックパック旅行(最近は東南アジア)と食べるコト。得意なローカル密着型の旅について紹介しています。
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